海外研修
地球の未来のための問題解決プロジェクト
世界に学び、世界と学び、世界で学ぶ。
多彩な海外研修プログラムのもと、さまざまな発見と感動に満ちあふれた体験を通じて可能性を広げます。
※2020年度はコロナ禍の影響ですべての海外研修が中止となりました。

Global Project【対象:高校2年生(全員)】
国連が定めたSDGsの17目標の中からそれぞれの国や地域が直面する課題を学び、その解決に貢献するための取り組みを目指すプロジェクトです。2019年はアメリカ・カンボジア・タイ・沖縄の4か所で行いました。さまざまな発見や矛盾に取り組んだ経験を通じて、生徒たちは大きく成長しました。
アメリカ
シリコンバレーでPlug&PlayやHONDA、AMDを訪問し、最先端の技術やスタートアップのエコシステムについて学びました。UCバークレーの大学生との交流や、社会人フォーラムを通じ、日米考え方や働き方の違いについても学びました。


カンボジア
プノンペンのキリロム工科大学で、大学生と英語でやりとりしながらSDGs17の解決策を探り動画制作を行いました。シェムリアップでは、世界遺産アンコールワットでカンボジアの歴史を学び、IKTT伝統の森で持続可能な村作りについて学びました。


タイ
子どもの村学園で子ども達と草木染めや木工づくりなどの職業体験や交流会、ゲームやスポーツなどさまざまな形で触れ合いました。事前学習をふまえ、夢工祭で行ったファンドレイジング活動による寄付やプレゼントの贈呈も行いました。


沖縄
カヤックやトレッキングを行いながら沖縄の自然に触れ、現地で見た生き物や植物が生存していくための環境づくりや、実践できることについて検討しました。また戦時中の様子や当時の同年代の子どもたちの生活を知り、平和について考えました。


MoG inカンボジア(インターナショナルコース)
裏通りで売り上げに悩む店舗の女性起業家と協働し、売り上げの改善に取り組んだ。市場調査を行う試行錯誤を繰り返しながら商品開発を行い、起業家は生徒たちの提案をすべて採用。「世界を変えに行く」という信念が強力なエンジンとなりました。


※2020年度は沖縄・アメリカ・タイ・カンボジア・バングラデシュ(MoG)で準備を進めてきましたが、コロナ禍の影響で校内での研修となりました。
中学3年夏期海外研修
オーストラリア異文化体験研修【対象:中3先進クラス・全員、期間:3週間】
ホームステイをしながら現地の学校に通い、英語のレッスンを受けたり、現地校の授業に参加したり、貴重な時間を過ごします。文化や生活様式の違い、人間関係の在り方など、実に多くのことを肌で感じる機会となっています。


アメリカスペース&ロボティクスキャンプ【対象:中3インターナショナルクラス・全員、期間:2週間】
スペースキャンプとロボティクスキャンプに参加し、その分野の世界最先端技術を体験学習します。同年代の他国の生徒と一緒のドミトリーで寝食をともにし、自主性と協働生を身につけながら「課題発見・問題解決」の力を身につけます。


3か月留学 【対象:高校1・2年生(希望者)、期間:3か月】
高校1・2年生の希望者を対象に、3か月間の短期海外留学を行っています。2019年度はオーストラリアのゴールドコーストやアデレードで実施しました。5日間の語学研修を受けたあと、ホームステイをしながら提携校の授業に参加し、新しい経験に満ちた日々を過ごします。参加者には東京都から補助金が支給され、留学の後押しになっています。(補助金は55万円※2019年度実績)


短期海外研修 【対象:中学1・2年生 高校1・2・3年生(希望者)、期間:10日間~2週間程度】
今までにマルタ島やフィリピンセブ島での短期研修を夏休みに行ってきました。滞在先によってプログラムは異なりますが、語学学校で英語の集中プログラムを受講するほか、文化体験やビーチアクティビティを行うなど貴重な体験を満喫します。世界中から集まる同世代の友達もでき、刺激的な毎日を過ごします。


MoG(MissionontheGround)【対象:高校生(原則)】
実践型プロジェクトを通じ、社会が抱える問題の解決に挑みます。
アジア新興諸国をはじめ世界各地で、人々の自立支援を行っている社会起業家に協力して、彼らが抱えている経営課題の解決に挑む実践型の教育プロジェクトをMoGと呼んでいます。出発前に学校で事前トレーニングを実施し、講義やワークショップを通して、グローバル時代の活躍に不可欠な「思考力」や「アイデアを形にして実行する力」を総合的に身につけていきます。現地では、「提案」のみの机上のコンサルティングにとどまらず、日々試行錯誤を繰り返しながら事業のブラッシュアップを図ります。現地のニーズを肌で感じながら、最終的なプランを提案。持続可能なビジネスプランの完成を目指します。
アジア新興諸国をはじめ世界各地で、人々の自立支援を行っている社会起業家に協力して、彼らが抱えている経営課題の解決に挑む実践型の教育プロジェクトをMoGと呼んでいます。出発前に学校で事前トレーニングを実施し、講義やワークショップを通して、グローバル時代の活躍に不可欠な「思考力」や「アイデアを形にして実行する力」を総合的に身につけていきます。現地では、「提案」のみの机上のコンサルティングにとどまらず、日々試行錯誤を繰り返しながら事業のブラッシュアップを図ります。現地のニーズを肌で感じながら、最終的なプランを提案。持続可能なビジネスプランの完成を目指します。
インドネシア[2015年12月]
ゴミ問題の解決に挑み、コンポストやバスケットゴール型のごみ箱を制作し、現地の人に啓蒙活動も行った。


フィリピン[2017年3月]
新しいオーガニック商品を開発し、原材料生産者の収入を向上させるプログラムに挑んだ。


ベトナム[2017年3月]
国際会議への参加で学んだことが自分を大きく成長させました
孤児や障がい児の描いた絵をもとに新商品を開発し、彼らの生活を支えるしくみに取り組んだ。
孤児や障がい児の描いた絵をもとに新商品を開発し、彼らの生活を支えるしくみに取り組んだ。


カンボジア[2018年3月]
天然素材雑貨メーカーの商品開発を通じ、農村女性の“働く”を支援するプロジェクトに挑戦した。


ベトナム[2019年3月]
少数民族が運営するホームステイビジネスを持続可能にするブログラムに取り組んだ。


鳥取・大山[2019年8月]
地元特産品のジビエ料理の開発に取り組み、キーマカレーを仕上げるまで日々試行錯誤を繰り返した。


将来の目標がみつかるきっかけになりました。
ベトナムのサバのMoGに参加したのは、発展途上国の暮らしに興味があったからです。僕らの班のミッションは、現地の少数民族が運営するホームステイビジネスの活性化を目指すこと。現地ホテルのSNSアカウントを借りてサパの観光名所の写真をアップしたり、日本人がいそうなカフェでインタビューを実施し、トレッキングツアーの提案をしたりしました。10日間の活動でしたが、それまでサバを知らなった人への宣伝になったのではないかと手ごたえを感じています。将来はアメリカの大学に進学して、先進国と発展途上国の懸け橋になるような仕事がしたいです。
ベトナムのサバのMoGに参加したのは、発展途上国の暮らしに興味があったからです。僕らの班のミッションは、現地の少数民族が運営するホームステイビジネスの活性化を目指すこと。現地ホテルのSNSアカウントを借りてサパの観光名所の写真をアップしたり、日本人がいそうなカフェでインタビューを実施し、トレッキングツアーの提案をしたりしました。10日間の活動でしたが、それまでサバを知らなった人への宣伝になったのではないかと手ごたえを感じています。将来はアメリカの大学に進学して、先進国と発展途上国の懸け橋になるような仕事がしたいです。
高校3年インターナショナルコース 篠崎颯太さん
ASLC Asian Student Leadership Conference
夏にシンガポールで行われるASLCに参加しています。このプログラムはASEAN諸国の若者が社会を変えるチェンジメーカーになれるよう支援する団体・Youth Ambassadorsが主催で、今回の参加者は約300名、日本からの参加は本校のみです。2019年のテーマは「Building a Supportive Society」で、アジア諸国における目覚ましい経済発展の陰に存在する様々な問題や課題について意見交換を重ね、最終日には起業家の前で自分たちの起業案を発表しました。


高2の時に参加したAsian Students Leadership Conferenceという国際会議(シンガポールで開催)で、アジア各国の高校生と交流しました。一緒にワークショップを行い、さまざまな文化背景を持つ人とコミュニケーションを図るためには固定観念にとらわれてはいけないということを学びました。
上智大学外国語学部英語学科 岸恵多さん