高校

2025/12/12

高校2年生 グローバルプロジェクト2025

国内外5地域で、社会課題と向き合う実践的な学びが始まりました。2025年12月、高校2年生が国内外5つの地域に分かれて「グローバルプロジェクト(以下GP)2025」(インターナショナルコースのMoGを含む)を実施します。

今年のテーマは、


「Think Globally, Act Locally! Think Locally, Act Globally!」
~ グローバルに考え、地域から動く! そして世界を変える! ~

本校独自の探究プログラム「KGI(Kogakuin Global & ICT / IBL)」の一環として展開されるこの取り組みでは、現地での対話やフィールドワークを通じて社会課題を発見し、その解決に向けたアクションを構想・発信することを目指します。観光ではない、本質に迫る実践型の探究です。

■ "世界に発信する" 探究として

このプログラムは、高2の探究ステップである「世界に発信する」に位置づけられています。国内外の現場に赴き、地域社会が抱える課題や価値に触れ、生徒自身の視点で再解釈することが求められます。
今回は、高校2年生自身が目的に応じて決定した次の5地域でプログラムが展開されます。
いずれの方面でも、生徒は体験をもとに問いを立て、探究し、行動をデザインしていきます。それぞれの地域に向き合い、自分たちの学びを社会に接続していく過程は、これまでの学校生活とは異なる、深い自己発見の旅となります。
現地での活動は、教員によるブログがほぼリアルタイムで発信されています。日々の活動はブログにてご高覧ください(事前学習についてはブログとして記録のあるもののみ掲載しています)

【中国・四国コース】
広島・尾道・松山を訪れ、「地域の力から未来の社会を考える」をテーマに、地域創生やローカルビジネスに関する探究を行います。Soil Setodaや地域事業者との交流を通して、「ふるさととは何か」「地域とどう関わるか」という問いを深め、地方から社会の未来を見つめ直します。
【カンボジアコース】
グローバル化が進む社会の“豊かさとは何か”、をテーマにシェムリアップにあるEco Soap BankやKru Khmerなどを訪問します。現地の社会課題の解決に向け活動する起業家の視点に触れながら、想いを感じ共に考えます。
【台湾コース】
「視点を変えて、都市を読み解く」をテーマに、松山文創園区や新富町文化市場など、都市空間のリノベーション事例を見学。現地高校との交流や市内探究活動を通じて、文化・歴史・創造性が交差する都市の多様性を体感し、自分なりの問いを持ち帰ります。
【グアムコース】
すでに観光地として知られるグアムにおいて、「自分たちだからこそ伝えられるグアムの魅力」を探し、PR動画として表現するプロジェクトです。現地の文化や生活に触れながら、“ググるの禁止”を合言葉に、リアルな視点で観察と発信に挑戦します。
【ラオスコース:Mission on the Ground(MoG)】(インターナショナルコース)
唯一MoGとして実施されるラオスでは、社会起業家との協働を通じて、農村地域の課題と持続可能なビジネスの在り方を学びます。GAEBI(伝統工芸×現代デザイン)やXaoban Yogurt(協同組合型乳製品ブランド)を訪問し、現地の女性たちの働き方や地域資源の活用に迫ります。ビジネス分析やペルソナ設計など、事前学習を重ねて臨む実践型プロジェクトです。

■各方面ブログ(随時更新)

【中国・四国コース】

記事タイトル: ■Day1(12/11)
記事タイトル: ■Day2(12/12)
記事タイトル: ■Day3①(12/13)
記事タイトル: ■Day3②(12/13)

記事タイトル: ■Day4③(12/14)
※中国・四国コース事前学習
【高2GP】中国四国Global Projectキックオフ(9/30)

【高2GP】中国四国Global Project (12/10)
※愛媛新聞(紙面・Web)に本校の松山での活動に触れる記事が掲載されました。
【メディア掲載】高2グローバルプロジェクト 愛媛・松山での探究活動が愛媛新聞に掲載

【カンボジアコース】

【台湾コース】

【グアムコース】

【ラオスコース】

また、学年全体の事前活動として同年5月、GPの前段階としてウォームアップに身近なフィールドを舞台とした「ローカルプロジェクト」(GPコース別に都内各所を訪問)を実施しています。
ローカルプロジェクトの記事はこちら


KGIプロジェクトとは
"KGI(Kogakuin Global & ICT/IBL)"は、本校独自の探究的学びの体系であり、「問いから始まり、実践で深める」ことを軸に、6年間で段階的に探究のフィールドを広げていくプログラムです。生徒は自ら課題を発見し、仲間と協働しながら社会とつながる体験を重ね、“学びを行動に変える力”を育てていきます。

探究のステップと位置づけ(時系列)
KGI-IBLプロジェクトでは、学びの舞台を「地域」から「世界」へと広げながら、探究の深さを増していきます。
 中学1年:地域を探究する — 八王子を舞台にフィールドワークを行い、身近な社会課題を発見し、考察する。
 中学2年:社会を探究する — 神戸・淡路島・尼崎でのプロジェクトツアーを通じて、国内の現場に学び、課題解決の視点を広げる。
 中学3年:世界と出会う— 海外異文化体験研修に参加し、グローバルな視点から自分と社会の関係を見つめ直す。
 高校1年:社会とつながる — キャリアパスを思い描きながら、探求フィールドワークの中でテーマを具体化し、自分の視座を持つ。
 高校2年:世界に発信する (今回)— 探究論文・グローバルプロジェクト(国内外)で社会課題に挑む。

生徒の探究は、空間的スケールの広がり(地域→国内→海外)と、社会的視座の深化(学校→社会→世界)の両軸で進みます。これら二つの広がりの中で、自ら問いを立て、考え、行動へとつなげる力を育んでいきます。