Kogakuin ICT

「テクノロジーを使いこなす力」を育てる、未来型の学び -学びに“つながる力”を-

Kogakuin ICTは、変化の激しい現代社会を生き抜くために必要な情報活用力と表現力を育てる、本校独自の教育プログラムです。ICTは目的ではなく、生徒一人ひとりの学びを支えるための道具。日常的な活用を通じて、「知識を使う力」「他者と協働する力」が自然と育ちます。

ICT環境の整備と活用

中学1年から高校3年まで、1人1台端末と校内Wi-Fiを整備。Microsoft 365(Teams、OneNote、Forms等)やGoogle Classroomを活用し、資料の共有・提出・発表・評価までをシームレスに行える環境を整えています。
教室では電子ボードやクラウド型の教材を活用し、BYOD(高校)・BYAD(中学)の形で、日常的にICTとともに学ぶ授業を展開。家庭学習やオンライン授業にもスムーズに対応できます。

MakeRoomとFabスペース

自由な発想と協働を大切にした『Think! Make! Share!』の理念のもと、MakeRoomとFabスペースを整備。3DプリンタやiMac、Adobe Creative Cloudを活用し、3Dモデリング・映像・音楽・デザイン制作など、クリエイティブな学びを実践しています。教育用マインクラフトは、ゲーミフィケーションやアクティブラーニングの先端事例として英語や社会(中学)の授業において多面的な学習効果を発揮しています。大学生チューターによるプログラミング講座やサポートもあり、MakeRoomとFabスペースは、ICT教育の実践力を育む場です。

創造的活動の取り組み

放課後活動としてデジタルクリエイター育成部があり、「プログラミング」「マインクラフト」「3Dプリンタ」「動画制作」などの専門班に分かれ、実践的にスキルを磨いています。チューターの支援も受けながら、プロジェクトの企画から発信までを経験し、次世代のクリエイター育成に繋げています。

Microsoft Showcase School として

Microsoft Showcase School

本校は、Microsoft office365の活用実績が認められ、2024–2025年度のMicrosoft Showcase Schoolに認定されています。WordやPowerPoint、Excel、Forms、Sway、Teamsなど多彩なツールを駆使することで、プレゼンテーション、データ分析、アンケート、オンラインディスカッションといったさまざまな活動が円滑に行われ、社会で求められるスキルが体系的に身につきます。
グローバルネットワークや最新技術との接続により、先進的なICT教育がさらに加速しています。

生成AIとともに学ぶ

生成AIを使いこなすだけでなく、情報の選択・活用・倫理的判断力を育てる実践も展開。生徒たちは「なぜ使うか」「どう使うか」を考えながら、変化に対応できる柔軟な思考力を育てています。
さらに、生成AIと共に学ぶことで、自らの問いに向き合い、多様な視点や情報と出会いながら思考を深めていく力も養っています。テクノロジーは答えを与える存在ではなく、「考え続ける力」を育てるパートナーでもあります。

学びの「共通言語」としてのICT

ICTは、すべての教科・活動に共通する“学びの橋”です。調べ、考え、協働し、発信する一連のプロセスを支えるツールとして、日常の中に息づいています。
デジタルを“壁”にせず、“橋”にする。その力を、すべての生徒に。