高校

2023/11/10

「全国高校生童話大賞」において銀賞を受賞

高校2年生 榊間茜里さんが童話の創作コンテスト「賢治のまちから~第22回全国高校生童話大賞」で銀賞を受賞しました。
富士大学・岩手県花巻市・花巻市教育委員会が主催の同コンテストは、高校生の豊かな創造力とみずみずしい感性を引き出す機会を提供したいとの考えのもと、今年で第22回となります。今年は全国から564編、133校の応募がありました。
岩手県花巻市は、心に残る数多くの童話を描いた宮沢賢治が生まれ育ったまちです。
銀賞として、榊間さんには盾と図書カード5万円分、副賞として賢治のまち花巻への研修旅行(受賞者と保護者1名をご招待)が贈られました。
豊かな感性と創造力で更なるご活躍を期待しています。おめでとうございます。

受賞インタビュー
▷今回のコンテストに応募したきっかけを教えてください。
幼い頃から小説を書くことが好きだったのですが、一度も他人に見せたことがありませんでした。自分の価値観や世界観を書いた小説は、他人にどう思われるのだろうと疑問を感じて応募しました。入賞したい、というよりも誰かに読んでもらいたいという気持ちが強かったです。夏休みに書き始めて、今回がはじめての応募です。受賞で家族が喜んでくれました。

▷受賞作品は、どのようなストーリーですか。
好きなことを隠す高校一年生の女の子・夏実と、同い年の自由奔放な男の子・奏が出会う物語です。

▷どういうところから着想した作品ですか。
K-POPアイドルのメンズメイク特集です。奏の人物像に合わせて物語を作りました。どんなにかっこ悪くても、好きなものを好きだと言える人は素敵だということを読み手に伝えたかった。

▷作品を書いていて大変だったことはありますか?
長めの物語しか書いたことがなかったので、いかに自然な場面の取捨選択ができるかというところに苦労しました。童話の創作のために、普段の生活の中でも感じた感情を直ぐにメモすることを心がけています。どんな感覚に陥るのかを極力メモしています。

▷今後どういった作品を創作していきたいですか。
読み手が最後まで苦労せずに楽しめる作品を作りたいです。

▷榊間さんは理系クラスでしたね、将来はどのような進路を希望していますか。
建築か、日本文学を学ぶかで悩んでいます。欲を言えばどっちも学んでみたいです。