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2020/06/11

6月15日(月)からの本格的な学校再開に関連して

生徒・保護者各位
工学院大学附属中学校・高等学校
校長 平方邦行

緊急事態宣言が解除され、私立学校でも6月から徐々に授業が開始されております。本校でも6月1日(月)から分散登校を開始し、新中1・新高1ともに入学セレモニーも滞りなく終了し、15日(月)からの本格的授業再開の準備が進められ、いよいよ全校生徒が登校する日か迫ってまいりました。文科省や都の指針が示されていますが、指針通りに私立学校が教育を行うにはとても無理があります。
これらの状況を踏まえて学校は、どのような対応をすべきかとなります。先ず、完全に3密を避けることは無理であるという状況の下、多少の密があっても感染のリスクを回避する方法をとるという事が賢明な選択になると考えております。

【新型コロナウイルスの感染を避ける対応策】
先ずは登校時に玄関に設置したサーマルカメラを通り、①体温チェックをする。同時に②マスクの着用(予備を1枚持参)と③手指のアルコール消毒を行う。教室では、マスクの上から④フェイスシールドを付けて生活する。勿論、食事の時は例外ですが、向き合っておしゃべりをしながら食事をしないよう気を付けて下さい。問題は仮に無症状でコロナウイルスをもった教職員・生徒が、教室や部屋のドアノブ・取っ手等々、あるいはトイレのさまざまな箇所を触っていれば、それを無菌状態にすることは不可能です。それを回避できるのは、教職員・生徒の各自が⑤手指消毒用アルコールを携帯し、常に清潔に留意することであると考えます。
現在2,500枚を超える④フェイスシールドと⑤手指消毒用スプレーボトル購入の交渉を進めています。学校が準備するものと家庭(生徒個人のマスク)が用意するものを明確にして、上記①②③④⑤が全て揃った段階で通常の学校生活を再開したいと考えております。すべての準備が整うのが6月20日(土)前後と考えていますので、それまではオンライン授業を継続いたします。
何れにしましても、生徒・ご家族と教職員の健康を最優先に考慮して上記のような措置を取らせていただきます。授業再開が確定いたしましたら追ってお知らせいたしますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
再度確認致しますが、「マスクの着用」「うがい・手洗いの励行」「手指のアルコール消毒」「消毒用アルコールの携行」「フェイスシールドの着用」を義務づけて、登下校・昼食時・休み時間などは生活指導を徹底してまいります。

今後の予定

6月15日(月) 高3:分散登校(1~4組:午前、5~7組:午後)
他の学年はオンライン授業(1~6限)
6月16日(火) オンライン授業(1~6限)
6月17日(水) 高2:分散登校(1・2・7・8組:午前、3~6組:午後)
他の学年はオンライン授業(1~6限)
6月18日(木)~20日(土) オンライン授業(1~6限)
6月22日(月) 通常登校開始
※詳細は以下のPDFをご確認ください。