高校

2024/11/18

ISC 国際スポーツ交流 硬式野球部のバングラデシュ訪問

硬式野球部の部員11名は、11月8日~15日の期間でバングラデシュを訪問し、現地の野球チームとの交流や、ストリートチルドレンの自立支援のための寄宿学校エクマットラを訪れました。昨年度に高校2年生のインターナショナルコースがエクマットラを訪問した際に築いた縁を繋いでいます。

現地では、エクマットラの子どもたちとスポーツを通じた交流を深め、野球教室を開催、さらに国立スポーツ学院(BKSP)を訪問してクリケット選手やコーチとの交流を行いました。また、エクマットラの活動に深く関わるスタッフとの対話を通じて、現地の子どもたちが抱える課題や、彼らの未来に向けた希望について知見を深め、エクマットラの子どもたちと共にクリケットや野球を楽しむことで、スポーツを通じた絆もさらに強まりました。

後半では、ダッカ市内の警察駐屯地で、元クリケット選手で構成された警察官野球チームと合同練習や試合を行っています。生徒たちは、この社会人チームとの交流を通じて、スポーツが国境や職業を超えて人々をつなぐ力を再認識することとなりました。

今回の訪問は、本校が主催するISC(International Sports Collaboration)として国際スポーツ交流の第3回目となります。第1回は本校にてRound Squareに加盟する学校が集いバスケットボールの交流を、第2回も本校にてスペイン慶長プロジェクトの活動を通じて交流が生まれたスペインの合気道道場の生徒と柔道部が柔道・合気道の交流を行っています。そして第3回となる今回は、本校の硬式野球部がバングラデシュに渡り、得意の野球や現地で人気のある競技であるクリケットを通じて現地の方々と絆を深める活動が行われたものです。

活動の詳細は、現地からレポートをブログにて掲載を行っています。
海外で異例の経験を積む高校球児たちのタフさが頼もしく、彼らの子どもたちへの温かいまなざしが印象的な旅となっています。どうぞご覧いただければ幸いです。

■ISC バングラデシュ野球交流 blog

■ ISC バングラデシュ野球交流 Day1 ダッカ到着
初日はダッカへの到着後、現地の雰囲気や人々との初対面の様子を報告しています。旅の始まりとともに感じた期待感が伝わってきます。

■ ISCバングラデシュ野球交流 Day2 エクマットラにて
2日目は自立支援施設「エクマットラ」を訪問し、施設の子どもたちと交流した様子が描かれています。彼らの暮らしぶりや笑顔に触れた部員たちの感想が印象的です。

■ ISCバングラデシュ野球交流 Day3 野球教室開催
3日目は野球教室を開催。現地の子どもたちに野球を教え、一緒にプレイすることで、スポーツを通じた交流の意義を体感しました。

■ ISCバングラデシュ野球交流 Day4 国立スポーツ学院訪問
 4日目には国立スポーツ学院(BKSP)を訪問し、クリケット選手との交流を通じ、異なるスポーツ文化に触れました。スポーツの多様性に刺激を受けた様子が語られています。

■ ISCバングラデシュ野球交流 Day5 ストリートチルドレンと運動会
5日目はダッカで路上生活をする子供たちと運動会を。子どもたちと一緒に将来を語りながら昼食をとっています。ダッカ市内を散策して地元の方々と買い物を通じて交流、手漕ぎ船に乗りバングラディシュの文化を体感しています。

■ ISCバングラデシュ野球交流 Day6 警察チームと合同練習
 最終日にはダッカ市内の警察駐屯地で、元クリケット選手で構成された警察官野球チームと合同練習を行いました。スポーツを通じたつながりの広がりを再確認する時間となりました。バングラディシュで活躍している日本人の方々と夕食会も。

■ISCバングラデシュ野球交流 Day7 親善試合
警察官野球チームと親善試合を。野球で世界と繋がる夢を実現した硬式野球部のメンバーの感想になります。試合を通じて言語の壁を越えた繋がりとは。世界の中の自分自身を再発見する機会となりました。

■ISCバングラデシュ野球交流 Day8  帰国
帰国後ブログです。野球交流と野球を通した社会貢献活動を行ってきた硬式野球部の感想です。路上生活をする子どもたちと生活を共にして思うこと、言語を超えたコミュニケーションについて。