工学院大学附属中学校・高等学校

中学21世紀型教育

21世紀型教育

工学院大学附属中学校では、多様化する社会の変化に対応できる生徒を育てるため、独自の教育プログラムを行っています。
世界に目を向け、知識・技能だけではなく、思考力・表現力・判断力を身に付け、主体性・多様性・協働性を養い、世界から必要とされる若者になるための教育を進めています。

21世紀型教育を実践しグローバル人材を育てる

環境・人口・経済問題など、あらゆる事象が取り巻く昨今、論理的な考え方や問題解決能力をもつことは非常に重要です。そのため、本校では校訓である『挑戦・創造・貢献』のもと、工学的な立場から社会の発展のため、社会発展に寄与する力を身に付ける教育を重視してきました。
そして、急速に進むグローバル化の中で世界市民として社会貢献できる人材育成を目指し、2015年4月より中学で「ハイブリッド特進理数クラス」「ハイブリッド特進クラス」「ハイブリッドインターナショナルクラス」の3クラスを創設しました。各クラスでは、グローバル・イノベーション・リベラルアーツ・英語の運用力・ICT活用力、教師はIB的な思考を習得しながら「21世紀型教育」を実践しています。

工学院が実践する21世紀型教育とは?

解決できない問題が山積みした現代社会では、「自ら考え解決する力」や「協働で問題を解決する心」が必要とされます。その力を養うには「アクティブラーニング」が有効です。そのため、本校では、諸外国ではすでに主流となっている対話型「PIL(Peer Instruction Lecture) 」、問題解決型「PBL(Project Based Learning) 」の授業を実施することで、生徒は教師や生徒同士で対話を重ね、主体的に考える学習を積み重ねていきます。

『ハイブリッド』が意味する20年後の世界

『ハイブリッド』にはもともと「雑種」や「混成・混合」という意味がありますが、世界のグローバル化の進行は『ハイブリッド化』しているとも言い換えられます。それは多言語・多文化の共生を意味しており、その重要性は増すばかりです。中学校各クラスを『ハイブリッド』と冠しているのは、そのような未来を意識し社会から必要とされる人に育っていくことを願っているからです。
コースの流れ

工学院の21世紀型教育

アクティブラーニング

教員が一方的に知識を教え、生徒がノートを取って試験に備えるという授業スタイルでは知識偏重になりがちです。教員は方向性を示唆し、常に問いを投げ掛けながら、生徒が自ら考え、情報を探し、問題解決の方法を導いていく相互方向型の授業で、知識の活用力や主体性、コミュニケーション能力といった実社会で必要な力を身に付けていきます。
  • PIL (Peer Instruction Lecture・対話型授業)
    一つの正解を求めるだけでなく講義に対話を導入する授業法で、グローバル化に対応した世界標準の教育です。レクチャー型の授業をバランスよく取り入れ、21世紀型の教育を推進していきます。
  • PBL (Project Based Learning・課題解決型授業)
    具体的な課題を自ら設定し、その解決に向かって取り組む問題解決型学習法です。解なき社会で存分に力を発揮するために、自ら考え、的確な判断を生み出せる力、予測できない急激な変化に立ち向かえる力を養います。

ICT教育

電子黒板を導入し、ビジュアルイメージを多用することで、わかりやすくて記憶に残る「五感で学ぶ授業」を実現します。教室にはWi-Fiを完備し、生徒はiPadと電子黒板を連動させながら、授業に活用しています。情報検索、映像編集、プレゼンテーションのツールとしてだけでなく、教育用SNSのEdmodoの活用で、自学自習にも役立っています。

サイエンス教育

ハイブリッド特進理数クラスの理科では、週に1回以上、実験や研究について学ぶ機会を設けています。机上の理論だけではなく、サイエンスへのワクワク感を体感しながら学びを深めていくことができます。また、物事の本質を自ら探究するための「問い」や「好奇心」を育み、相互方向の授業によって自主性も高め、科学的思考力を深めます。

THINK、MAKE、SHARE

豊かで柔軟な発想力を育てるとともに、仲間と共創しながら、思考する力を養い、世の中にイノベーションを起こす「仕組み・仕掛け」を考えられる力の育成を目指します。

デザイン思考

「デザイン思考」の授業は、「豊かな発想力でアイデアを形にし、発信することができる」「問題解決的な探究のプロセスをたどることにより、思考力を育てる」「情報の検索方法や整理の方法、効果的な活用方法を習得する」「メディア情報リテラシーを育成する」という4つの柱で構成されています。ICTを活用し、「予測不能な社会」で活躍できる力を養います。

図書館

本校の図書館は読書や自習はもちろんのこと、リソースセンターとしての役割も担っており、「探究論文」に取り組む高校生も情報を求めたくさん利用しています。館内にはもちろんWi-Fiが整備されており、iMacや3Dプリンタを使ってプログラミングに熱中している生徒もいます。図書委員会の活動も活発で、館内は生徒がつくった楽しいPOPであふれています。

Learning by making

白雪姫の物語をレゴで表現し、そこに英語のナレーションを乗せ、iPadで映像作品を仕上げる。これは英語の授業の一コマです。自分でつくったり、実際のモノに触れたりすることから学ぶという姿勢を大切にしています。教室前の廊下にはレゴブロックが置いてあり、発想力や創造力がいつでも鍛えられます。

CAS  Creativity(創造性)・Activity(活動)・Service(奉仕)

「CAS」とは国際バカロレアの「課外活動」プログラムの名称です。本校でも学校行事の中にCASを組み込み、実社会と連動した学びの場を設けています。1・2年次は「ホームレス支援や東京の過疎化」「広島・東北を通じ平和について考える」などのプログラムを実施します。3年次にはオーストラリア異文化体験研修の中でCASを展開。社会にそして世界に貢献できる心を養います。