工学院大学附属中学校・高等学校

中学「グローバル・ティーチャー賞」トップ10に高橋一也教諭が日本人初選出

「Global Teacher Prize(グローバル・ティーチャー賞)」とは

英国の国際教育機関「バーキー財団」が設立した国際的な賞で、今年で2回目の発表を迎えます。グローバル・ティーチャー賞は“教育界のノーベル賞”とも称され、教育分野で優れた功績を挙げた教諭・教師・先生を表彰します。
設立から2回目となる2016年は、世界148カ国、約8,000人の教師が応募し、2015年12月に「The 2016 Global Teacher Prize Top 50」を発表。この後、50人からさらに絞り込みが行われ、2016年2月にファイナリスト10人を選出しました。
ファイナリストたちは、3月にアラブ首長国連邦のドバイで開かれる教育フォーラムでのパネルディスカッションを経て、優勝者が発表され、賞金100万ドル(約1億2千万円)が贈られます。

高橋教諭が行う授業は・・・

高橋教諭は、大学院で英文学を専攻した後、アメリカの大学に留学し、最も効果的な教育を設計・開発するための方法論「インストラクショナル・デザイン」を研究しました。
ICTを活用したデジタル教材やレゴブロックを用いたアクティブ・ラーニングを授業で積極的に取り入れています。
文法を教えるだけではなく、シリア難民や平和など、今、まさに世界で起こっている問題をテーマに英語でディベートを行い、また、レゴを用いて、生徒が物語などを考え、その場面をレゴで形にして表現していく授業などを展開。英語の力はもちろん、想像力や思考力も鍛える授業を行っています。
さらに、2015年11月には、生徒自身がアジア各国における社会問題などの現地体験をとおして、そのビジネスモデルを考える海外研修『アジア×グローバル人材育成プログラム』を始動し、教室を飛び出した授業もプロデュースしました。プログラム第1期生となる生徒たちが、年末からインドネシアに赴き、現地のゴミ問題解決を目指し、社会起業家らと共にプロジェクトに取り組みました。
こうしたイノベーティブな授業に取り組んできた姿勢や授業の枠を超えて、コミュニティーに影響を与えきたこと、学校の枠を超え世界レベルで貢献してきたことが評価され、「The 2016 Global Teacher Prize Top 10」の選出につながりました。